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QUALITY CHECK — 工事品質のチェック項目

住宅会社に確認したい、
工事品質 11のチェック項目

むずかしい知識はいりません。
これから紹介する11個の質問を、検討している住宅会社に聞いてみてください。
きちんと答えて、写真で証明してくれる会社なら、安心して任せられます。

MESSAGE — 代表理事より

なぜ、建てる前の確認が
これほど大事なのか

当機構には、これまで年間で十数件の欠陥住宅のご相談が寄せられていました。(現在、欠陥住宅のご相談は承っておりません。)

その経験から申し上げます。欠陥は、起きてしまってからでは、ほとんど手の打ちようがありません。

保証期間内でも、簡単ではありません

新築住宅には、構造の重要な部分と雨漏りについて、10年間の保証があります。建築会社が直してくれない場合、裁判という手段は残されています。

しかし裁判には、弁護士の費用と、裁判所に提出する意見書を書く建築士の費用がかかります。私が見てきた範囲では、少なくとも100万円は必要でした。住宅ローンを抱えながらこの金額を用意するのは、並大抵のことではありません。しかも、裁判は必ず勝てるとは限りません。

当機構にご相談に来られた方の中で、実際に裁判まで進まれた方は、ほとんどいらっしゃいませんでした。

保証が切れた後は、さらに厳しくなります

10年を過ぎてから、家が傾く、基礎や外壁に大きなひびが入る、雨漏りが起きる、壁の中の結露で家が腐る——こうしたことが起きた場合、修理費はすべてご自身の負担になります。

住宅ローンの返済は、35年、40年と続きます。その途中で、大きな修理費が重なるのです。

だから、建てる前なのです

裁判をしなくて済むように。保証が切れた後も、安心して住み続けられるように。

工事品質の良い会社を選ぶこと。それが、いちばん確実な備えです。

これからご紹介する11項目は、そのために使ってください。難しい知識はいりません。聞いて、写真を見せてもらうだけです。

一般社団法人 日本中小建設業CS経営支援機構
代表理事 本多 民治

※すでにお困りごとを抱えている方は、このページの下でご案内している専門の相談窓口をご利用ください。

家の下の地面を、しっかり踏み固めているか

どうして大事?

家は、地面の上に建ちます。地面がやわらかいまま家を建てると、時間がたつにつれて家が少しずつ沈み、傾いてしまうことがあります。

だから家を建てる前に、「タンピングランマー」という力の強い機械で、地面を3回しっかり踏み固めることが大切です。これは国が定める公共工事と同じやり方です。

⚠ 確認しないとどうなる?

地盤が悪いと家は傾きます。

  • 入居者がストレスで精神障害になる
  • 資産価値が大幅に低減する
  • 外壁から雨漏れし家が腐る。錆びる
  • 大きな地震がくると倒壊する
  • 玄関ドアが閉まらない、サッシに隙間ができる。内部建具も隙間だらけ。(家から熱が逃げる)

家の保証は最長で10年です。住宅ローンは40年間返済が続きます。
あなたが因らない為に、品質の良い建築会社を選んでください。

🗣 住宅会社への聞き方

「地面を固めるとき、どの機械を使って、何回固めますか?
そのときの写真は残してもらえますか?」

要注意の現場(こんな答えはNG)

① 工事写真がない場合は、施工内容が確認できない。
② プレートコンパクターで施工:力が弱く、十分な締固めができていません。沈下や傾きのリスクが高まります。
③ タンピングランマー使用だが回数不明:基準の3回で施工されているか確認できず、品質保証ができません。

プレートコンパクターで済ませている現場
× 力の弱い機械で済ませている
タンピングランマーで締め固めている現場
◯ タンピングランマーで3回締め固め

コンクリートの中の鉄筋が、深いところに守られているか

どうして大事?

家の土台(基礎)はコンクリートでできていて、中には鉄の棒(鉄筋)が入っています。鉄筋がコンクリートの表面に近すぎると、空気や水がとどいてサビてしまい、基礎の力が弱くなります。

鉄筋を守るコンクリートの厚みを「かぶり厚さ」といいます。法律では60mm必要ですが、余裕をみて70mmで施工するのが、より安心な工事です。

⚠ 確認しないとどうなる?

コンクリートはアルカリ性ですが、年とともに中性化します。

  • コンクリートはアルカリ性pH12.4が、1年に1mmづつ中性化する
  • 60年たち中性化すると、鉄筋が錆びる
  • 鉄筋は錆びると体積が2.5倍に膨張し、コンクリートが爆裂する
  • 家を支える基礎が壊れる

鉄筋の被り厚さ60mm:家の寿命60年
鉄筋の被り厚さ40mm:家の寿命40年
被り厚さが足りないと、あなたの家の寿命が大幅に短くなります。

🗣 住宅会社への聞き方

「ベタ基礎・耐圧盤の鉄筋のかぶり厚さは何ミリで施工しますか?
測っている写真を見せてもらえますか?」

要注意の現場(こんな答えはNG)
❌ ① 工事写真がない(測定していない)
❌ ② 鉄筋の被り厚さ60mm(最低限だけ)
✓ ③ 鉄筋の被り厚さ70mm以上
鉄筋のかぶり厚さ 60mm(NG)
✕ 鉄筋のかぶり厚さ 60mm(最低限)
鉄筋のかぶり厚さ 70mm(OK)
◯ 鉄筋のかぶり厚さ 70mm以上(合格)

基礎のコンクリートの厚さは足りているか

どうして大事?

木造2階建ての重量は1坪あたり約1.8t(基礎含む)です。この重さを支えるため、ベタ基礎・耐圧盤のコンクリート厚さは150mm以上必要です。設計図に記載された厚さが、実際の工事で守られているか確認することが重要です。

基礎が十分な厚さでなければ、家全体の耐久性が低下し、沈下や不均等な応力集中が発生する可能性があります。

⚠ 確認しないとどうなる?

コンクリート厚さが図面より薄いと、基礎の耐荷重が大幅に低下します。

  • 家の重みに耐えられず、不同沈下が発生
  • 基礎にひび割れが発生し、雨漏りや白アリ被害につながる
  • 建物全体の構造安全性が失われる
🗣 住宅会社への聞き方

「ベタ基礎・耐圧盤のコンクリート厚さが解かる図面と、コンクリート厚さを測った写真と見せてもらえますか?」

要注意の現場(こんな答えはNG)

① 工事写真がない場合は、施工内容が確認できない。② スケール(ものさし)を当てて測定していないので、実際のコンクリート厚さが判定できません。③ コンクリート厚さゲージが見当たらない場合は、厚さ測定ができず信頼性に欠けます。

スケール測定写真(NG)
✕ スケールを当てていないので厚さが判定できない
建設現場写真(NG)
✕ 厚さゲージがなく、実測値が不明
安心できる現場(こんな写真を見せてくれる)
厚さゲージでコンクリート厚さ150mm以上を確認した写真と、全体写真

基礎の継ぎ目に、水や白蟻を防ぐ板があるか

どうして大事?

ベタ基礎のコンクリートは施工時に2回に分けて打設されます。その継ぎ目から雨水が侵入すると、床下が泥だらけになり、白蟻が侵入しやすくなります。

継ぎ目に止水板(防水板)を設置することで、雨水と白蟻の侵入を防ぐことができます。

⚠ 確認しないとどうなる?

継ぎ目から水が入ると、床下環境が悪化します。

  • 雨漏りして床下が湿潤状態になる
  • 白蟻が侵入しやすい環境ができる
  • 床下の腐朽が進行し、家全体の強度が低下する
🗣 住宅会社への聞き方

「ベタ基礎・コンクリート打ち継ぎ部から雨水や白蟻が侵入しないための処置はどのようにしていますか?写真を見せてもらえますか?」

要注意の現場(こんな答えはNG)

① 工事写真がない場合は、施工内容が確認できない。② コンクリート打ち継ぎ部に止水板がない場合は、雨水や白蟻の侵入リスクが高い。

止水板なし(NG)
✕ コンクリート打ち継ぎ部に止水板が無い
止水板あり(OK)
◯ コンクリート打ち継ぎ部に止水板がある

建方の日、建物を雨から守るシートを掛けているか

どうして大事?

床合板は濡らすと乾かないので、その上に床板を貼るとカビが生えて、張り替えることになります。

床組から上棟までに、ずっとシートをかけておくことが大切です。屋根と外壁をシートで覆い、床合板も養生することで、建物の耐久性を守ります。

⚠ 確認しないとどうなる?

建方時に雨対策をしないと、建物の寿命が大きく縮まります。

  • 床合板と床下の断熱材がびしょ濡れになり、乾きにくい
  • 湿った環境はシロアリが好む条件になる
  • 建物全体の耐久性が低下し、家全体の寿命が短くなる
🗣 住宅会社への聞き方

「建方工事で、家の骨組みや床合板を雨で濡らさない対策をとっていますか?写真を見せてもらえますか?」

要注意の現場(こんな答えはNG)

① 工事写真がない場合は、施工内容が確認できない。② 床合板のシート養生をしていない場合は、雨で濡れるリスクがある。③ 骨組みの組み立て完了後、屋根と壁をシートで囲っていない場合は、建物全体が雨に晒される。

雨対策なし(NG)
✕ シート養生がなく、床合板が雨に晒されている
雨対策なし(NG)
✕ 床合板と骨組みがシートで保護されていない
安心できる現場(こんな写真を見せてくれる)
床合板をシートで2重に養生した写真と、骨組み完了後に屋根と壁をシートで囲った写真

職人さんを守る墜落防止ネットがあるか

どうして大事?

建方工事では、職人さんが高所での危険な作業を行います。墜落防止ネットは、万が一の落下事故から命を守る重要な安全対策です。

安全基準を守り、墜落防止ネットを設置することで、職人さんの命を守り、事故のない工事現場を実現します。

⚠ 確認しないとどうなる?

墜落防止ネットがないと、労働安全衛生法違反となり、死亡事故が発生する可能性があります。

  • 高所からの落下により、重大な傷害や死亡事故が発生
  • 労働安全衛生法違反で罰金や業務停止処分
  • 会社の信用失墜と大きな社会的責任
  • 施工中に職人さんの命が失われた現場に、住みたいと思う人はいません
🗣 住宅会社への聞き方

「建方工事で、墜落防止の対策をとっていますか?写真を見せてもらえますか?」

要注意の現場(こんな答えはNG)

① 工事写真がない場合は、施工内容が確認できない。② 墜落防止のネットがない場合は、重大事故のリスクが極めて高い。

墜落防止ネットなし(NG)
✕ 墜落防止ネットがなく、危険な状態
墜落防止ネットあり(OK)
◯ 墜落防止ネットが設置されている

骨組みの金物を、全部検査して写真に残しているか

どうして大事?

木造住宅の耐震性は、柱や梁を接合する構造金物の品質と施工に大きく左右されます。2016年の熊本地震で益城町を調査した結果、2000年以降の新耐震基準で設計された家が20棟あり、そのうち8棟(40%)が倒壊もしくは大破しました。これは現場での構造金物の全数検査が行われていなかったためです。

設計図通りに全ての構造金物が正しく取り付けられているか、一つひとつ確認し、その過程を写真と検査チェック図面で記録することが、家の耐震性能を確保するために不可欠です。

⚠ 確認しないとどうなる?

構造金物の検査が不十分だと、大地震時に家が倒壊する危険があります。

  • 設計通りに金物が取り付けられていない箇所がある
  • 地震時に接合部が破断し、家全体の構造が崩壊する
  • 家族の命が失われる可能性がある
🗣 住宅会社への聞き方

「構造金物は全数検査を行っていますか?写真と検査チェック図面を見せてもらえますか?」

要注意の現場(こんな答えはNG)

① 工事写真がない場合は、施工内容が確認できない。② 写真が50枚以下の場合は、全ての金物を検査していない可能性がある。③ 検査チェック図面が2枚以下の場合は、十分な検査が行われていない。

検査チェック図面(OK)
◯ 検査チェック図面が6枚以上ある
構造金物の写真(OK)
◯ 構造金物の写真が60枚以上ある

窓(サッシ)下など外壁の雨漏りを防ぐ処理をしているか

どうして大事?

外壁からの雨漏りは、建築相談で2番目に多い欠陥です。窓(サッシ)下の水切りシート、パラペット部の防水処理、軒天の水切りシート、外壁防水紙の重ね代など、複数の箇所での適切な雨水処理が必要です。

これらの処理が不十分だと、雨水が壁内に侵入し、断熱材や木部の腐朽につながります。各部位の防水処理が完全に施工されることが、建物の耐久性と居住性を守ります。

⚠ 確認しないとどうなる?

外壁の雨漏れ防止処理が不完全だと、家全体の寿命が大きく縮まります。

  • 窓枠周辺や壁内に雨水が侵入する
  • 断熱材の性能が低下し、結露が増加する
  • 木部が腐朽して、家全体の強度が低下する(鉄骨の家は鉄骨が錆び、家全体の強度が低下する)
🗣 住宅会社への聞き方

「外壁の雨漏れ防止対策は行っていますか?サッシ下の水切りシート、パラペット部の防水処理、軒天の水切りシート、外壁防水紙の重ね代など、写真を見せてもらえますか?」

要注意の現場(こんな答えはNG)

① 工事写真がない場合は、施工内容が確認できない。② サッシ下に水切りシートがない場合は、窓枠から雨水が侵入する。③ 防水紙の重ね代が不足している場合は、継ぎ目から水が入る。④ 軒天や軒下に水切りシートがない場合は、外壁への雨水浸入リスクが高い。

外壁の雨漏れ防止対策 NG/OK比較

✕ 上段(NG例):外壁の各部位の防水処理が不完全

◯ 下段(OK例):サッシ下・パラペット部・軒天すべての防水処理が完全

外壁の通気部品を、全部取り付けているか

なぜ大事?

外壁内部に湿気が溜まると、断熱材が湿り、木が腐りやすくなります。通気部品を全部取り付けることで、外壁内の湿気を排出し、建物の耐久性を守ります。

確認しないとどうなる?

壁内結露を起こし、木造の家は腐る、鉄骨の家は錆びる

よくあるNG例

  • × 通気部品が取り付けられていない
  • × 外壁の一部だけ通気口がない箇所がある
  • × 通気層が塞がれている

詳しく知る

住宅会社への聞き方

「外壁の通気は、どのように行っていますか?外壁通気の写真を見せてもらえますか?」

外壁の中(通常の外壁構造)

外壁内部に通気層があり、下部に通気口がついているか確認する。

軒の出がない場合

軒の出がなくても、外壁通気を確保する方法が講じられているか確認する。

軒の出がある場合

軒裏に通気口があり、外壁通気が適切に機能しているか確認する。

要注意の現場

外壁の通気部品設置状況

✕ 上段(NG例):外壁の通気部品が取り付けられていない

◯ 下段(OK例):外壁の全ての通気部品が正しく取り付けられている

断熱材にすき間がないか、写真で証明できるか

なぜ大事?

断熱材にすき間があると、性能が大幅に低下します。設計図通りに断熱材が隙間なく施工されていることが、家の省エネ性能と居住快適性を確保するために不可欠です。断熱材に隙間があると壁内結露を起こし、家が傷む(木造の家は腐る、鉄骨の家は錆びる)、耐久性が著しく低下します。

確認しないとどうなる?

断熱材に隙間があると壁内結露を起こし、木造の家は腐る、鉄骨の家は錆びる。家の耐久性が著しく低下します。

よくあるNG例

  • × 工事写真がない場合は、施工内容が確認できない
  • × 壁・天井の断熱材にすき間がある
  • × 気密試験を実施していない

詳しく知る

住宅会社への聞き方

「断熱・気密の検査は、どのように行っていますか?断熱・気密の写真を見せてもらえますか?」

壁断熱材

壁の隅々まで、すき間なく断熱材が施工されているか確認する。

天井断熱材

天井の全面に、隙間なく断熱材が施工されているか確認する。

全棟気密試験実施

気密試験を実施し、C値(隙間相当面積)を確認する。

要注意の現場

断熱・気密施工状況

✕ 上段(NG例):壁・天井の断熱材にすき間がある、気密試験を実施していない

◯ 下段(OK例):壁・天井共すき間が無いこと、気密試験の実施と合格

見えなくなる重要な部分の検査

なぜ大事?

完成後は見えなくなる部分の施工品質が、家全体の耐久性と安全性を左右します。基礎、躯体、外部の防水対策、外部の通気、内部の気密断熱など、隠れた部分の検査記録が品質保証の根拠となります。

確認しないとどうなる?

完成後に問題が発生しても、施工の証拠がなければ責任を追及できません。品質基準と検査写真により、施工内容が記録されることが重要です。

よくあるNG例

  • × 工程ごとの検査を実施していない
  • × 品質基準と検査チェックシートがない
  • × 検査写真が不足している

詳しく知る

住宅会社への聞き方

「品質(検査)基準と検査チェックシートはありますか?見せていただけますか?」

「見えなくなる重要な部分の検査合格写真は約400枚以上ありますか?写真を見せていただけますか?その写真は完成すると頂けるのですか?」

検査基準と検査写真

検査基準について
検査写真について

この11項目を、そのまま持って行けます。

11項目をまとめたチェックシートを無料で配布しています。
印刷して、住宅会社との打ち合わせにお持ちください。
登録は不要です。そのままダウンロードできます。

📄 チェックシートをダウンロード(無料・登録不要)

PDF形式・全15ページ(○×品質集計表つき)

印刷したチェックシートは、住宅会社を訪ねるときに持って行ってください。
聞いた答えを書き込んでいくと、会社ごとの違いがはっきり見えてきます。

1

印刷して、
住宅会社へ持って行く

2

11項目を聞いて、
○か×を書き込む

3

○の数で、
会社を見比べる

検討している会社を、5社まで並べて比べられます。

検討している建築会社の「工事品質」をチェックする
○は安心できる現場  ×は要注意の現場
(チェック当日に写真が無ければ×。後日写真を提出してきた場合も×)

記入例 実際に5社をまわって、聞いた答えを書き込んだ例です

👉 表は指で左右に動かせます

工事品質チェックシートの内容 A社B社C社D社E社
1家の下の地面を、しっかり踏み固めているか××××
2コンクリートの中の鉄筋が、深いところに守られているか×××
3基礎のコンクリートの厚さは足りているか××××
4基礎の継ぎ目に、水や白蟻を防ぐ板があるか××××
5建方の日、建物を雨から守るシートを掛けているか××
6職人さんを守る墜落防止ネットがあるか××××
7骨組みの金物を、全部検査して写真に残しているか×××
8窓(サッシ)下など外壁の雨漏りを防ぐ処理をしているか×
9外壁の通気部品を、全部取り付けているか××××
10断熱材にすき間がないか、写真で証明できるか××
11見えなくなる重要な部分の検査××××
〇の合計数 115310

同じ「家を建てる会社」でも、現場でやっていることは、これだけ違います。
A社は11項目すべてが○。E社は○がひとつもありませんでした。

ここから下が、ご自分で入力する表です。

👆 この画面の上で、そのまま入力できます。
マスをタップすると × → 空欄 と切り替わり、下の合計が自動で変わります。
入力した内容は自動で保存されます。ページを閉じても、次に開いたとき残っています。

👉 表は指で左右に動かせます

工事品質チェックシートの内容 A社B社C社D社E社
1家の下の地面を、しっかり踏み固めているか
2コンクリートの中の鉄筋が、深いところに守られているか
3基礎のコンクリートの厚さは足りているか
4基礎の継ぎ目に、水や白蟻を防ぐ板があるか
5建方の日、建物を雨から守るシートを掛けているか
6職人さんを守る墜落防止ネットがあるか
7骨組みの金物を、全部検査して写真に残しているか
8窓(サッシ)下など外壁の雨漏りを防ぐ処理をしているか
9外壁の通気部品を、全部取り付けているか
10断熱材にすき間がないか、写真で証明できるか
11見えなくなる重要な部分の検査
〇の合計数
保存について(お読みください)
  • 入力内容は、お使いの端末の中だけに保存されます。外部に送信されることはありません。
  • スマホで入力した内容は、パソコンでは見られません(逆も同じです)。
  • ブラウザの「閲覧履歴の削除」をすると、入力内容も消えます
  • シークレットモード(プライベートモード)では保存されません。

大切な記録として残しておきたい方は、下の Excel版 をダウンロードして保存してください。

📊 ○×品質集計表をダウンロード(Excel・無料・登録不要)

パソコンで保存して残したい方は、Excel版をお使いください。

ONE MORE — もうひとつ、大切なこと

11項目に合格しても、
それで十分というわけではありません。

このページでご紹介した11項目は、当機構が「工事品質優良工務店」を認定するときに見る 65項目のうちの11項目です。
○が多い会社は、良い現場をつくっている可能性が高いといえます。 ただし、まだ54項目が残っています

認定審査 65項目
=
このページで公開 11項目
まだ残っている 54項目

そこで、ひとつお願いがあります。
検討した中で一番良かった会社に、こう伝えてみてください。

— 住宅会社への伝え方

この11項目のほかに、まだ54項目あると聞きました。
一般社団法人 日本中小建設業CS経営支援機構の「一流の建築現場塾」で 残りの54項目を学んで、「工事品質優良工務店」の認定を 受けていただけませんか。
認定を受けてくださるのなら、御社に家づくりをお願いしたいと思っています。

建築会社の品質を動かす一番の力は、お客様の一言です。
「認定を受けてくれたら、お願いしたい」——そう言われて動かない会社は、そう多くありません。
あなたのその一言が、あなたの家の品質を上げ、地域の家づくりを良くしていきます。

MESSAGE — 最後に

この11項目は、特別な会社にしか
できないことではありません。

あなたが検討している会社に、このチェックシートを見せて聞いてみてください。

「やっています」と写真で証明してくれたら、それは良い会社です。
「今はやっていないが、おたくの工事ではやります」と言ってくれたら、それも誠実な会社です。

大切なのは、あなたが「確認する」こと。
その一言が、あなたの家を守り、日本の家づくりを良くしていきます。

品質の良い家をつくろうとしている工務店は、
少数ですが、必ずいます。

お金をくださるお客様のために、完成すると見えなくなる部分まで手を抜かず、 きちんとした家をつくろうとしている工務店があります。 数は多くありません。けれど、必ずいます。 このページの11項目は、そういう会社を見分けるためのものです。

ここで、家を建てたあとのことを考えてみてください。

法律で定められた保証 10年 構造の重要な部分と、
雨水の侵入を防ぐ部分だけ
住宅ローンの返済 40年 払い終わるまで、
暮らしは続きます

保証が切れたあとに、建物が傾く、基礎に大きなひび割れが入る、雨漏りが起こる—— そうしたことが起きれば、直す費用はご自身で負担することになります。 住み続けながら、ローンの返済も続きます。

10年ではなく、ローンを払い終えるまでの40年間を見てください。
その間、大きな問題が起こらない家を建ててくれる工務店を選んでいただきたいと、 私たちは願っています。

※参考:当機構の審査に合格し「工事品質優良工務店」の認定を受けた会社、および認定に向けて研修中の会社を下記に公開しています。

工事品質優良工務店の認定を受けた会社と、
認定に向けて取り組んでいる会社

当機構の審査に合格した会社と、認定を目指して研修に取り組んでいる会社です。
この一覧に無い会社でも、前述の11項目にきちんと答えて写真で証明してくれる会社であれば、安心して検討できます。

どうやって認定しているのか

当機構が年1回、指導している建築会社を訪ね、2日間かけて審査します。見るのは2つです。

  • 検査報告書(検査に合格した写真 約400枚)
  • 工事現場そのもの

審査項目は65項目。これに合格した会社だけを「工事品質優良工務店」として認定します。認定後も1年ごとに2日間の更新審査を行い、その合否を当機構のホームページで公開します。

このページでご紹介した11項目は、この認定制度の最も重要な基準です。つまり、あなたが住宅会社に11項目を尋ねることは、当機構が審査で見ているのと同じところを見ている、ということになります。

認定された会社は、何をしているのか

  • 施工業者が、「検査(品質)基準」524項目に基づいて工事をしている
  • 現場監督が、同じ524項目に基づき、工種ごとの検査チェックシートで検査をしている
  • 完成すると見えなくなる重要な部分について、検査に合格した写真を約400枚保管し、建て主に「検査報告書」としてまとめて提出している

まだ4社です

この制度は2024年1月に始まった制度で、現在認定された建築会社は4社、現在取組み中の建築会社は10社です。

10年後には人口50万人当たり1社、全国に200社育成することを目指し取り組んでいます。

2026年8月1日
一般社団法人 日本中小建設業CS経営支援機構
代表理事 本多 民治

認定を受けた会社(4社)

認定番号会社名本社所在地認定日2026年更新認定日
001楓工務店/アイニコグループ株式会社奈良県奈良市2024年1月17日
002株式会社ホーム創建北海道帯広市2025年9月3日
003株式会社丸尾建築兵庫県揖保郡2025年11月17日
005株式会社ジェイホーム青森県十和田市2026年4月17日(2027年更新)

認定に向けて取り組んでいる会社(10社)

会社名本社所在地
古川製材株式会社岐阜県高山市
株式会社大一建設三重県伊勢市
株式会社ナンバホーム愛知県尾張旭市
株式会社アンドデザインラボ愛知県豊橋市
株式会社大建建設新潟県新潟市
株式会社諸橋工務店新潟県新潟市
日本住建株式会社愛知県安城市
株式会社チタコーポレーション愛知県半田市
有限会社美興ワールドハウス奈良県橿原市
株式会社スギテツ愛知県田原市

認定は1年ごとの更新審査(2日間)を行い、合否を当機構ホームページで公開しています。

DOWNLOAD — 資料

検討している建築会社の品質状況を
確認するための道具は、すべて無料でお渡しします

あなた自身が住宅会社を見極められる資料を、登録不要で公開しています。

当機構は、欠陥住宅の相談機関ではありません。

工事中のトラブルや、ご入居後の欠陥についてのご相談は承っておりません。 個別のご相談窓口も設けておりません。

当機構は、これから家を建てる方が住宅会社を見極められるようにすること、そして 建築会社の工事品質そのものを高めることを目的とした団体です。 問題が起きてからの解決ではなく、問題を起こさない家づくりを広げることに力を注いでいます。

すでにお困りごとを抱えている方は、国土交通大臣が指定した住宅専門の相談窓口 「住まいるダイヤル」(公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター)にご相談ください。 経験豊富な建築士が、雨漏りなどの不具合や、事業者との行き違いについて相談に応じています。

☎ 03-3556-5147 10:00〜17:00(土日祝・年末年始を除く)
https://www.chord.or.jp/

いずれも登録・お名前の入力は不要です。そのままご利用いただけます。